などといったことがツイッターや掲示板に書き込まれた。

どうしてこれほどまで厳重な警備をしなければならないのだろうか。実は17年1月9日に行われた式は
過去最大の混乱になった。五十嵐立青市長の挨拶中にクラッカーを鳴らしたり会場の椅子を
投げようとする1団がいて、始まって15分後に式は中断。10分後に再開されたものの騒ぎは収まらず、
壇上の前に次々と飛び出す新成人がいて警備員に静止され押し合うような状態が続いた。
壇上にいた来賓の石井啓一国土交通相の席の近くに登壇しようとする新成人もいて、それは石井大臣の
SPによって抑えられた。警察官の職務を妨害した公務執行妨害容疑で、当時19歳の新成人の少年が
現行犯逮捕された。市によれば式の中断も逮捕者が出たのも初めてだという。

厳重な警備をしなければならなくなっている理由は他にもある。それは式で暴れるのが「つくば市の文化」
だとし、これからもこのような混乱が続く可能性があるからだ。17年1月10日放送の「モーニングショー」
(テレビ朝日系)では、式で暴れた10人ほどの新成人のインタビューを放送した。