働いてないことが後ろめたい気持ちになることがある。
周りから取り残されて、時間が経つほどに社会と乖離していく様に感じる事がある。
何とかしなきゃ、早く何とかしなきゃ、って思って、焦って、心がやられる。

でもね、人間は働かなきゃいけないなんて、だれが決めたの?
働かないで資産運用や不動産所得や親の遺産で、遊んで暮らしてる人、いるよね?
国家予算から生活を貰ってる生活保護者だって、同じようなもんでしょ?

だいたい、毎日苦しい思いしてストレスで内臓やられて寿命縮めて、それでも働く事が尊いとは
とても思えない。そんなつらい思いで働いても何も得られるものはない。ただただ全てをを失うだけ。
そんな事の為に人間は生まれてくる訳じゃない。
充実した時間を過ごし、人間性を磨き、豊かな感受性を養い、与えられた時間、限られた時間を
意味あるものにする為には、労働に費やすような余分な時間もエネルギーも無い。

もっと大事なことがある。生活保護という衣・食・住の保証があって初めて、いつかきっとそこにたどり着ける。
いつかきっと。我々は生まれながらにして探究者なのだから。