>>975
隙間ない入道雲の下あの日は母と2人
日傘をさして手を引かれ歩いてた夏の道
蝉時雨に消えそうな声で何度も言った
みんな一人で生きていくもの
振り返らない
これからくる夕立の予感
響く遠雷
あれからの私たちをまるで
占うような
あの日のあなたに近づいて
はじめてわかる
突然しゃがみこんで流した
最後の泪
あなたの気持ち
あの夏の匂い