>>693
 インターネットの掲示板では、通常、ハンドルネームといったニックネームを使用して書き込みがなされます。

そのため、書き込みを見ただけでは、誰がその書き込みをしたのかはわかりません。このようなネットの匿名性からか、安易な気持ちでいたずら半分に書き込みをする人が続出していると考えられます。

しかし、匿名の書き込みといえども、警察がその気になれば、誰が書き込んだかを調べることが可能です。というのも、インターネットに接続すれば、

プロバイダや電話会社に記録が残り、ホームページにアクセスしたり掲示板に書き込めば、サーバーにも記録が残るからです。したがって、強力な捜査権を有する警察が、プロバイダや電話会社、ホームページ運営者の協力を得て、

記録をたどれば、誰が書き込んだかを突き止めることが可能なのです。不特定多数が利用するネット喫茶からであれば、誰が書き込んだかわからないという反論もありそうですが、

ネット喫茶でも、最近は警察からの指導により、身分確認がなされていますから、やはり足がつきます。このように、ネットに匿名性がほとんどないことは、もはや常識になりつつあると言えるでしょう。