2017年12月7日に富岡八幡宮(東京都江東区)で発生した女性宮司ら3人の殺傷事件。
世間に大きな衝撃を与えたこの事件だが、年末に近づくにつれ注目され始めたのが、
富岡八幡宮での初詣。ネット上では事件の影響を鑑み、「初もうでに行きたいとは思わない」
と否定的な意見が目立つが、一方で「祓ってやればいい」という声もあり、見方は分かれる。
当の富岡八幡宮はどういった対応を行うのだろうか。J-CASTニュースは神社に話を聞いた。

■「少なくとも家内安全は望めないよね・・・」

富岡八幡宮は、江戸時代初期の1627年に創建され、応神天皇のほか8柱が祀られている。
「深川の八幡様」「江戸最大の八幡様」と呼ばれ、親しまれてきた。江戸勧進相撲発祥の地で
あるため相撲とのゆかりが深く、必勝祈願、合格祈願などにご利益があるとされている。

上述の殺傷事件では、宮司を務めていた富岡長子さん(58)と運転手の男性が、長子さんの弟で
元宮司の富岡茂永容疑者(56)と茂永容疑者の妻・真里子容疑者(49)に、日本刀などで襲撃された。
運転手は命に別状はなかったものの、茂永