“まずはパチンコ依存症対策”
12月21日 17時23分
http://www3.nhk.or.jp/kansai-news/20161221/4852651.html

大阪府の松井知事は、カジノを含むIR・統合型リゾート施設の誘致をめぐって、ギャンブル依存症対策のあり方が焦点の1つとなっていることに関連し、府として、まずはパチンコの依存症対策から検討する考えを示しました。
カジノを含むIR・統合型リゾート施設の誘致をめぐっては、整備推進法が先週成立し、今後、政府は、具体的な措置を定める法案の作成を進めることにしていて、この中では、ギャンブル依存症対策のあり方が焦点の1つとなりそうです。
これに関連して、大阪府の松井知事は、21日の記者会見で、「いま一番依存症が多いパチンコについて考える必要がある。パチンコをギャンブルとして認めるかどうかというところから議論しないとだめだ」と述べました。
その上で、松井知事は、「例えば、マイナンバーを活用し、毎日のように店に出入りする人について、所得の一定割合を超えて利用する人は、入店できないようにする。
また、依存症の家族から申し出があれば、入店できないようにするなどの検討が必要だ」と述べ、府として、まずはパチンコの依存症対策から検討する考えを示しました。