一方テキサスは強い。タイブレークでWCに
回ったものの、シーズン勝敗数はHOUと同じ。得点数はAL最高でどこからでもホームランが
飛び出す打線は威圧感あり。

シーズン前にメッツからFA獲得したデグロムが
エースになる予定だったのは故障で頓挫。
デッドラインに取った39才のシャーザーも
未だ体調が万全でない。しかし、BOS で2018年
WS優勝に貢献したイオバルディとモンゴメリー
が代わりに頑張る。

今のMLB はアイビーリーグ卒のGMが全盛だが、
セイバーを駆使するビジネス派がほとんど。
レンジャースのGMクリスヤングはプリンストン
卒だが、MLBでの現役選手経験がある点で
全く異なる。ヤングはレンジャースの地元ダラス
出身で、2m以上の長身を生かして野球とバスケ
の2ウェイ選手だった。当時のプリンストンの
バスケはアイビーリーグの覇者としてマーチ
マッドネスの常連で、ヤングはそちらも主力。
その後MLBで先発投手として一回ASにも出場。

ヤングがパドレスにいた時の監督がボーチで、
ヤングだから引き受けたとボーチも語る。
ボーチは他の監督に比べて早めの継投が目立つ
ほか若手を育てるのがうまい。9月にメジャーに
上げたばかりの21歳のエヴァンカーターをこの
PSで三番に抜擢で大活躍中。3度WSを取ってる
ボーチはTEX史上初のWS優勝を果たせるか。