八村塁 米メディアは最高評価で逆転突破の救世主に指名「八村でレイカーズは繁栄する」
5/19(金) 16:21 

米プロバスケットボールNBAレイカーズの八村塁(25)が、大ピンチのチームの救世主として期待されている。

 プレーオフ(PO)西カンファレンス決勝(7回戦制)第2戦で、レイカーズはナゲッツに103―108で逆転負け。2連敗となった。途中出場した八村は大爆発。30分7秒間の出場で、2試合連続2桁となる21得点をマーク。第1戦に続きニコラ・ヨキッチ封じでも貢献したが、勝利は奪えなかった。

 米メディア「レブロンワイヤー」は、レイカーズ選手のプレーを採点。アンソニー・デイビスが「Cプラス」、レブロン・ジェームスが「Bマイナス」とスターが評価を下げる中、八村はチーム最高の「Aプラス」。

「第1戦に引き続き、八村は大きな起爆剤となった。最初の8本のシュートを打ち、守備面ではニコラ・ヨキッチの動きを鈍らせることに貢献した。前半のわずか14分間で17得点を挙げ、3ポイントとファウルショット4回すべてを成功させながら、21得点でフィニッシュした」とその活躍を称賛。「レイカーズがこのシリーズで逆転勝利するためには、八村がその大きな理由となる必要がある」と、痛い2連敗からの奇跡の大逆転へ、八村がカギとなると記した。

 また米メディア「フェードアウェー・ワールド」は、この試合で八村が先発起用されなかったことを「驚くこと。第1戦の活躍で、ファンは第2戦も八村が頼りにされると期待していた」と指摘。「八村は明らかにヨキッチにトラブルを起こさせることができる人物で、彼がフロアにいるとき、レイカーズは繁栄する。彼がシュートを決め、さらに反対側でニコラの顔面に入り込むことができれば、彼はこのシリーズで最も重要な選手の一人になるかもしれない」と、逆転勝利のために不可欠な存在だと記した。

 第3戦は本拠地ロサンゼルスで20日(日本時間21日)に行われる。八神様≠ニなるか。