在米のたわいもない雑談コーナー
02-03-2022 (木)

今日はちょっと暇だから、
NYCの高級レストランについて語ってみよう。
もう寿司屋の件は話し尽くしたので、
今日はフレンチの話をしよう。
仏料理は和食と並んで、
世界二大グルメ料理の一つだ。
値段も高い。
食材が高いから必然的にそうなるのだ。
NYCの仏料理店には二種類ある。
一つはカジュアルで安価なビストロと言われる店。
このレベルの店は本場のパリでも当たり外れが多い。
それはジャパレスと同じだ。
もう一つは有名な高級フレンチレストラン。
値段は高いが抜群に美味い。
NYCはフランス(ヨーロッパ)に近いので、
新鮮な食材がふんだんに味わえる。
俺はコロナの始まるちょっと前に、
ある有名フレンチの店に行った。
この店の本店はパリにあるんだが、
世界中の大都市に出店している。
もちろん東京にもブランチがある。
フランス料理は抜群に美味いのだが、
乳製品を使った濃厚な味の料理が多いので、
日本人の中高年にはあまり向かないかもしれない。
俺はあっさりした魚料理と白ワインだけで良かったのだがデート相手の女性が、せっかくだからフルコースにしようと言うので、まあそうだなと思い、
そうする事にした。フランス料理は先ず、
オードブルと呼ばれる単品のアピタイザーが数品出てくるんだが、全て味も風味も飾り付けも違う。
意図的にそうしてるのだ。
オードブルを専門に作ってるシェフの腕の見せ所だ。
料理はちょっとした手加減で味が大きく変わる。
その総指揮をやってるのが料理長だ。
映画監督やオーケストラの指揮者と同じだ。
料理長が出て来る料理の運命を握っている。
小皿のオードブルは一品一品が、メインディッシュへのプロローグなのだ。その一つ一つがメインへの期待を高めて行く。この味の流れだと、メインディッシュはどんな味なんだろう? その様に期待させられる。
そして遂にメインディッシュの時間が来る。
メインと言っても一品だけではない。
最初にあっさりした白魚料理が来て、
その後に濃厚な肉料理が来る事だってある。
料理長は在庫の食材の量を見計らって料理を作るから、同じコースメニューでも違う料理が出て来る事もある。いわゆるシェフのお任せ料理なのだ。
いまは和食でもこの方法を使ってる店は多い。
メインディッシュが終わったらスイーツの時間だ。
高級店ではパティシエが店で作ってくれる。
だから作りたての熱々のスイーツが出て来てビックリする事もある。特にニューヨークのフレンチは、
冒険するのが許容されているので、斬新な料理が出て来たりする。それも楽しい。食べるアート作品だと言っても過言ではない。

プファー( ´Д`)y━・~~ (笑)

w