>>700
(本編)

>>774
(番外編11)

続きを書くぜ

列車でイタリアに入り
さらに南下する夜行列車に乗って
ローマに向かおうと思ってな

列車の出発予定時刻近くまで
ミラノの中央駅構内を深夜近くまで
フラつく予定だったんだぜ

ところがな
夕暮れの夜9時近くになって
ミラノ中央駅の構内を歩いている
日本人の大学生風の女性を
見かけてな

後をついていってみると
その女性はコペンハーゲン行きの
夜行列車に乗り込んだんだぜ

ロンドンは以前に
イギリスホームステイの際に立ち寄り
パリは数日前に滞在を終えていてな
俺の中では次なる目的地は
大都市ローマに間違いなかったんだがよ

俺がたどり着いたのは
その大学生風の女性が乗り込んだ
コンパートメントでな
引き扉の外側から
↑ココが肝心
(断りやすい状況を敢えて作ってあげる)
ご一緒してもよろしいですか?
と声を掛けてみたら
快くOKの返事をもらってな
俺は近くの座席に座り
一路コペンハーゲンへと
向かうことになったぜ