Supreme Court says eastern Oklahoma remains Native American territory

https://www.usatoday.com/amp/3208778001

連邦政府は19世紀に白人の植民地を確保するため
今のアラバマとジョージアに住んでいた
チェロキー、セミノールなど5部族6万人を
強制移住させたが、その過程で1万人以上が
死んだ強行はtrail of tears (涙の道) と呼ばれた。

その時に移住先として連邦政府が約束したのが
今のオクラホマ州の東側ほぼ半分だったが、
この契約はその後うやむやと反故にされた。
今回、最高裁は元の契約を法的に有効と認めた。

この判決で、オクラホマ州はその地域内で犯罪を
犯したネイティブ・アメリカンを裁判にかける権利を
失ったようだが、それ以外の税金や土地の所有権に
与える影響は今のところ未知。

裁判に先立ってトランプ政権は州の権利を支持
してたが、最高裁が5-4に分かれたのはリベラル4人にトランプ任命のゴーサッチが加わったからで
判決文を書いたのもゴーサッチ。

ゴーサッチは先日のLGBTの判決でもリベラル側に
つき、政治的に動かないtexualist (原典主義者)
の評判を固めたが、保守派からは人選を間違った
として大きな不満の声が出ている。