アメリカの歴史は黒人なしでは語れない。
63万人以上が戦死した南北戦争も、
黒人の奴隷制が引き金だった。
産業が変化して奴隷が不必要になった北と、
奴隷制を維持したい南との争いだ。
教育を受けた奴隷の子供達が、
奴隷解放の点火プラグになったとも言える。
今も昔も人間は変わらない。
何かのきっかけで市民戦争が起きかねない。
アメリカ人のインテリ層が、
暴動鎮静に米軍派遣に反対する理由はそこにある。
この問題は奥が深い。