イチローのファック

先日、宿泊先のホテルでテレビニュースを見ていたら、野球の国・地域別対抗戦WBCの2次リーグで
韓国に負けた直後の日本側ベンチが映っていた(その後の準決勝で日本は韓国を破って決勝に進む)。

 ファック。音声はなかったが、おそらくイチローはそう叫んだ。

 思わず笑っちまった。
野球にほとんど関心がなく、イチローについても通り一遍の知識しかないけれど、こいつはアホと思った。
米国での試合とはいえ、日本人選手しかいない日本側ベンチで、わざわざ英語のファックを使う必要はあったのか。
イチローは米国暮らしが長く、英語漬けの毎日だから思わず無意識に使ったのだろうという推測もあるいは成り立つが、
本当に思わず口をついた言葉だったのかと、あまのじゃくの俺は疑ってしまう。

イチローは悔しさの余り、我を忘れてファックと叫んだのか。実は「ある特定の意図」があって使ったのではないか。
すなわち、ファックと叫ぶことで周りの選手が「おお、アメリカ人みたいでかっこいい」と思われることを狙ってのことだったのではないか。
よくいるでしょう、やたらエーゴを使いたがる洋行帰りのかぶれ野郎が。
こうした私の考えは、日本人ならば日本語をしゃべろという単純な国粋主義とは無縁のものです。
ただ単純に、使わなくてもいい場面であえてこれ見よがしに使うことが鼻持ちならないと言うことです。
エエカッコシイすんなよなあ、ということであります。

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