>>159
軽く意訳してみた。

「ポイントはここさ:金曜夜のシアトルでジョージ・シスラーが残した84年前の年間最多安打記録を破るのは確かにすごい出来事さ。
記録は記録だ。特にその記録は第二次世界大戦以前どころか、殆ど第一次世界大戦頃にも遡る。
しかしその程度の出来事さ。え?歴史的出来事?確かにそうだろうね。え?興味深い?勿論だとも。
しかし野球を根底から揺るがす程の不滅の歴史的価値か?んなこたーない。
こんな事でもなければ、この街が野球で熱狂する事なんてなかっただろうから、
一朗の活躍はシアトル・マリナーズ・ファンにとって結構な話だっただろうけど、
数で言えば257打数では野球の殿堂入りは果たせないね。
これから一朗が今シーズンに何打数打とうが有り得ない話だね。
ベイブ・ルースの本塁打総数714打数は果たした。ハンク・アーロンの755打数もだ。
マグワイアの70ホームランや、バリー・ボンズの73ホームランも、
ウィリアムの打率4割6厘も、ジョー・ディマジオの56試合連続安打もだ。
これは一朗に対する酷評ではないよ。彼にみたいな奴は他に居ないよ。観てて面白いしね。
ただ、彼は補充選手なんだから、チームとしての打点がなけりゃ、彼の安打も綿菓子のように空虚なものさ。
彼が2番か3番打者の座を勝ち取らなきゃ、チームの打点につながらないから、何も変わらないよ。
そう言う訳で、一朗よ、おめでとう。確かにこれは野球史に残るよ。だだあくまでも片隅にね。」