うーん、俺も1に頑張って欲しいのは山々だが、甘すぎるよ…。
俺も同じようなこと考えてコッチに来たんだからあまりいえないけどさ。

まず。4畳半の生活が嫌だというのは甘い。
日本の映画監督だけじゃなく、こっちでそういう志をしてる奴らなんて
もっとひどいよ。家賃も払わずに映画制作費用を貯めたいから、友人
の家に居候なんていうのもゴロゴロいる。
そういう主人公を描いた映画もあったなぁ…。
ハリウッドでも映画で大金を得ている監督なんて一握り。
まずは、そんな貧乏な生活でもしながら一本自分の力で作って
当ててやるぐらいの心意気がないと…。

それから、学校行ったからといって、別になんにわるわけでもないという
ことも承知しておきな。
映画学校を卒業したら、どこかから雇ってもらえると思ったら大間違い。
それも監督としてなんて、まずない。
日本人の知り合いでハリウッド映画のホーリー(音響効果)をしている
人がいるんだが、彼なんかも、ボランティアでスタジオに何年も通って
本当の意味での技術を身につけて今の地位を築いている。
(クレジットロールに名前がでるぐらいのね)
監督になろうと思ったらそれ以上だよ。

次にハリウッドの娯楽映画なんて年間何本でてると思う?
普通の娯楽映画ならもう監督は充分足りてるぐらいいっぱいいるし、
見向きもされないんだよ。そんな見向きもされない映画を作るために
お金を出す人なんていない。娯楽映画でも、よっぽど変わったことを
しない限り、無理です。

あと、永住権ぐらい、自分で取れるような実力がないと、監督なんて
夢のまた夢…。カナダの永住権はアメリカと違ってそんなに難しくないんだしさ…。

>>131
俺も昔、トロント映画祭のスタッフをしたよ。セレブ(メリルストリープ、
ミニードライバー)をステージに案内もした。でも、あれは、誰でもできる
ボランティアだし、別にコネクションが作れるわけでもない…。