一番おいしいコーヒーをいれるのは、スターバックスではなくマクドナルド――。
米有力消費者情報誌コンシューマー・リポーツは3月号で、米大手ファストフードチェーンの
コーヒーを比較した記事を掲載した。

同誌によると、マクドナルドの「プレミアム・ロースト」コーヒーは、「上品でカフェインが適度に強く、
欠点がない」。これに対しスターバックスの同価格帯のコーヒーは「カフェインは強いが、
焦げて苦く、目が覚める代わりに目から涙がでる」と指摘、マクドナルドに軍配を上げた。

朝食客の争奪戦が激化している米ファストフード市場では、大手チェーン各社がコーヒー
チェーンのスターバックスに奪われた顧客を奪い返そうと、高級コーヒーの開発に力を
入れている。マクドナルドも昨春、全米1万3700店舗に「プレミアム・ロースト」を投入。
先に発表した2006年度決算は売上高、純利益とも過去最高となった。