旧岩崎邸の横にあるのが無縁坂。
言うまでも無く、長崎と岩崎家との繋がりがあって、まっさんは歩いたんだろうけどね。

正妻なら正門から入れるが、妾だから正門から入れず無縁坂を上って裏から入る事になる。

だから、坂を上る時にため息をつく。

その母親を見て、もしも最初に見初められてて正妻なら、豪邸に住めるし、
無縁坂を上らずに正門から入れるってこと。

「運がいいとか 悪いとか 人は時々口にするけど、
そう言う事って 確かにあると あなたを見ててそう思う」

その辺りは眉山を読むと、男女逆で描かれてる。