最高傑作ではないけれど今の季節にお勧めしたい曲

「そして哀愁」 作詞: 阿久悠、作曲・編曲: 萩田光雄  

全く知らなかったのですが先月買ったCDに入っていて魅入られました。タイトルは今の時代からみるとかなりダサいのですが
曲は完全に音楽芸術の完成域です。ピアノソロが誘い彼女の声の世界に引き込む。ギターソロが受けて奏で、ストリングスが華やかに彩を添える
これ、岩崎宏美コンチェルト とでも表現したくなります。主役の楽器は岩崎宏美

人間 岩崎宏美を思い作曲・編曲したのではない。彼女の声を楽器として奏でさせるために作ったのか とさえ思います。勝手な想像ですが
おとなしい曲調のスローバラードなのでシングルカットされなかったのはわかる。でも引き込まれる
歌詞は多分、思秋期の世界を引き継いだものかも

CDすみれ色の涙から…+5 にボーナス・トラックとして入っています

Wikiによると
>2007年に紙ジャケットで初めてCD-DA化し復刻された際には、この時点で同じくCD-DA化されていない
>「EXCEL ONE 岩崎宏美のすべて」(1981.12.5)に収録されていた未発表曲4曲と・・・・がボーナス・トラックとして収録された。
その4曲のうちの1曲です。

youtubeにも上がっていますが音が酷すぎる。もとが素晴らしいのでまともな音源でないと味わえません
youtubeでは全く魅力が伝わってこない。残念ですが