122さん
そりゃ高名なプロ歌手の方にはかなわないけど、あの最初に吹き込んだ
デモ音源(夏の扉等)でも、未完成でも単なるモノマネでない由貴節
で聞かせました。初めて聞いてあれほど歌えるのなら、松岡さんが秘密兵器
というのにふさわしいのではないでしょうか。
卒業だって他のどんなにうまい歌手がカバーしても、あの卒業時の不安定な
気持ちは込められないと思います。あの「うつろい」の音程は
先にでた「さすらひの歌」でもいかんなく発揮され、異国での不安と絶望
諦観そして少しばかりの希望を表現する手法となっています。
歌は音程でもリズムでもない。言葉に込められた思いをどのように
伝えるか、斉藤さんはそれがとりわけ優れていると思います。