「昔愛してた」を、
今は愛していない事実、物語の客観的な説明と解釈することで、
他のフレーズに無理な説明を付与しなければならなくなったり、
哀れみの関係なのに相手に元気で暮らしていると言いたくなるような
人格の主人公にしてしまったり、「だけ」と確定できない破綻などに
繋がっている。
(地球を固定する天動説。)


「情」にすり替えても、それはありふれた夜の側にいる今の相手。


破綻を曖昧にして説明を繰り返したり、他説を批判しても、
破綻は変わらない。

0641など、「情」と言おうと「哀れみ」と言おうと、
「彼が主人公に示した愛は本物だった」と確定できないことは
説明済み。

主人公が今の相手を愛していて、彼に対して情を感じるにとどまって
いる状況であれば、当時の彼も妻を愛していて、主人公に対して情を
感じるにとどまっていたのだろうと推測することになる。

説明済みの沼にはまった。