複雑心理説は、彼が今不幸だとか主人公だけを愛していたとか、
彼の心理を単純に捉えているので、呼び方を哀れみ説としておく。

主人公の心理を複雑に捉えていると威張っている分は、笑われて
当然だろう。

彼の不幸を前提とする哀れみ説は、彼が主人公を愛していたとは
言えても、「だけ」とは確定できないので破綻しているのである。


書き込みを理解出来ないことは歌詞の解釈の間違いに通じる、という
ことは、前にも書いた。

純愛説は、循環論法に依らないので、「胸が震えた」から解釈する。
言葉の意味に遡る必要があれば辞書を参考にするだろう。

言葉に他の根拠を求めようとすることこそ、循環論法に立脚している
ことの証明だろう。

胸が震えるほどの情は、愛情である。
恋愛関係では愛であり、今は愛していない哀れみはその範疇に
入らない。

表現に添って解釈すべきであり、自分の考えから曲げてはいけない。

0622懐かしい(良い思い出)というだけで、本物の愛と断定してしまう
ようなことにも付き合いきれない。

余計なやりとりは、時間と労力の無駄。

おかしな決めつけを放置するかどうかの判断も面倒。

少なくとも平日は見ないだろう。

独白では、主人公の勘違いも解釈できるとはいえ、哀れみ説は、
主人公の勘違いのまま終わらせないと成り立たず、それでは
様にならない。