「あなたがいなくても元気」(0501)を額面どおりに解釈するのが、
「駅」の世界観?

憐憫の情だけでは、「心に残る」のは、後味の悪さのようなものに
なりそうだがどうなのだろう。

そういった解釈で満足出来るのならそれで良いが、
忘れ去ったはずの愛に気付いた切なさを描いているととることを
「曲がった道」(0501)などと評するのでは、「駅」が嘆くだろう。

黄昏の駅の場面では、彼への恋愛感情が主人公に無く、
過去の恋愛の後味の悪さを表現しているというのが、
概ね「駅」の解釈の唯一の正解ということなのだろうか。

昔愛してた彼が、自分のことだけを愛してたことが分かっても、
今は夫を愛しているので、彼の気持ちには応えられず、
彼を不憫に思う気持ちが残るといった解釈だけが正解なのだろうか。

「を」の解釈について、説明不足と思われるがどうなのだろう。


「が」の否定ではなく、「を」の説明をすべきである。

妄想・でっち上げ認定説は、必要な理解・解釈を提示できない
理解・解釈だろう。