使い捨てられた訳では有りません。
私が耐えきれずに、離れたのです。
彼女は、したたかな女性では有りません。
純粋で、正直、真っ当な人です。
また、私は女性に良いようにあしらわれる様な人でも有りません。
彼女が恋愛モードで無かっただけです。
ファンからすると、理想的な歌手です。

ある時、「相馬さんと一緒にいると気分良くて、勝手に詩が浮かぶんだよね。」と言ったら、
「浮かんだら、聞きたい」と言うので、詩をメールで送りました。お返しに彼女からは大量のコメント付きの画像が送られてきます。
「ここに行きたい」とか、「こんな事したい」とか、その日から毎日詩を送る事に成りました。
彼女からは大量の画像が、僕は「あなたを毎日応援している意思表示と作詞のヒントに成ればと思って送っているけど、あなたから画像送られても時間の無駄だから、曲作りに専念しなさい」とお返しを断りました。
ある日からは、曲も付けて送るように成りました。彼女が応用した事は無い様に思えますが、毎日かかさず、彼女からもう大変だから良いよとストップ掛かるまで1年半ほど続きました。
画像は無くなっても毎日のそのやりとりは、莫大です。毎日の事彼女も、私を利用する程度では受け止められない量です。
普通のカップルなら、迷惑でとっくに嫌気がさす量です。
彼女以外にはそんなことしません。作詞のヒントのつもりがなければ私も作らないし送りません。
彼女への思いを詩にした物も沢山有ります。ある日、「こんな関係もう嫌だ、死にたい」みたいな曲を送ったら、飛んできました。
僕が自殺でもするのではと勘違いしたようです。「今が、自分にとって一番良い状態だから、このままでいよう」と説得されました。
彼氏がいたら不審に思ってもおかしくないと思うのは、特にこういうやりとりです。僕の音声が毎日送られて来るのですから。

しょっちゅう彼女は僕の家に来てました。彼女の意向を無視して、既成事実を作ってしまった方が結果良かったかもしれません。
そこで終わっていたとしても、こんなに気持ちが後を引くことも無かったと思います。
苦しくて勝手に終わらせたのですが、気持ちは勝手に終わってくれませんでした。