俺がすごいと思うのは阿木耀子・宇崎竜童の山口百恵への入れ込み方だ。
はじめはたった2曲アルバム用に依頼されただけだ。アイドル用に適当に書けばいい。
だが、阿木燿子はなかなか書けずに、自分と百恵の共通点である横須賀育ちを手掛かりにやっと「横須賀ストーリー」を書く。
まるで、山口百恵のメイン作家になることを予見でもしているかのように。
これは、おそらく宇崎竜童が(赤シリーズの)山口百恵の大ファンであったことが影響していると思う。