あゝ戦前の男性歌手! 第2ステージ
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演歌師、浅草オペラの人々、流行歌手、軍歌歌手、歌う芸人、
懐メロブームで復活できた人、できなかった人など、様々な
「戦前の男性歌手」を語り合いましょう。
前スレ
あゝ戦前の男性歌手!
http://toki.2ch.net/test/read.cgi/natsumeloj/1118835187/ 古賀政男と恩師・江口夜詩の確執に松平晃が巻き込まれたエピソードは有名だけど、松平さんはその恩師との関係も一時マズくなったみたいだね。
お互いコロムビア在籍中なのにある時から松平さんの歌う江口先生作品がなくなってるし、昭和25年にコンビ復活するまで時間かかってるから、そう推測するんだけど。 え、古賀と江口の騒動に松平さんが巻き込まれたって、どんな事件? 昔の歌手の醜聞は耳目を集める為に誇張されてる部分も大きいと思うけどな
ミネさんの後世に残る大仕事が暴露本になるとはなあ >>586
海軍軍楽隊から東京音楽学校に進んだ音楽エリートの江口夜詩に対して、明治大学マンドリン倶楽部出身の古賀政男は強烈な対抗心を持っていた。
「影を慕ひて」で古賀-藤山コンビが生まれたように「忘られぬ花」で江口-松平コンビも生まれた。そこへ藤山一郎が学業優先でレコーディング活動を休止、窮地に立った古賀は「サーカスの唄」を藤山の代わりに松平に歌ってもらい大ヒットしてしまう。
そして松平をめぐって古賀と江口が取合い、三角関係に似た状況が一時期生まれたが、結局、松平は江口を選んだ。やがて古賀はテイチクへ移籍、古賀が松平と組んだのは「サーカスの唄」を含め数曲にすぎなかった。 >>588ありがとうございます。
しかし、松平晃を取り合う必要があったのか?
同じレコード会社なのだから、江口とも古賀とも組ませれば良かったのにね。 奥田良三氏のCDが欲しいが、売ってないね。
半分クラシックの世界にいた人だから、振り返られる事が少なくて残念。 奥田良三が所属したポリドール=ユニバーサルミュージックは復刻版の制作販売に消極的な印象がある。 奥田良三を特集した番組がNHKでやるらしいね
4月11日の午前5時40分から約10分 おお、それは凄い!
ポリドールは、なぜ復刻版出さんのかなあ?今ならまだ買う人いそうだけど。 ユニバーサルから4枚ばらばらで出るね。
ジャズ編、クラッシック歌曲編、軍歌編、流行歌編とジャンル別なのがうれしい 私も探すよ!
マイナーな歌手のベスト版も出してくれんか?
如月俊夫なんて美声だよなあ。 4月に他界した戦前歌手、多いね。
季節の変わり目だからなあ。 松竹映画「純情二重奏」に、コロンビアの歌手が総出演。
中野忠晴、松平晃、伊藤久男、霧島昇らの歌っている姿が見られます。 日活多摩川オールトーキー第1作といわれる「花嫁日記」にも松平晃がダンスホールでの歌のゲストで登場してる。
ホントは最初の嫁、伏見信子と俳優として共演した「初恋日記」を見てみたいが、新興キネマ作品は戦前の日活作品以上に残ってないからなあ。 「純情二重奏」は今ようつべにうpされている
消されないうちに見た方がよい 藤原義江の素晴らしい容姿と歌声が、松竹映画「撃滅の歌」で見られます。
ただし戦争末期に作られたムチャクチャな戦意高揚映画で、昭和20年3月公開されてます。
主題歌の鬼畜米英撃滅の歌は、作曲・山田耕作、作詞・野口米次郎、歌・藤原義江と超一流の顔ぶれなんですが、
時代とはいえ、聞くにたえない・・・歌でした。 日系2世のリキー宮川はジャズシンガーとして
活躍する一方、PCL映画に俳優として数本出演している。
エンタツアチャコ主演の喜劇映画「あきれた連中」から成瀬巳喜男監督作品「サーカス五人組」まで幅広い。
だが昭和12年の支那事変勃発以降は資料を見る限り目立った活躍をしていない。4年後の日米開戦までディックミネや灰田勝彦のように花を咲かせる余裕はあったのに。
日米開戦後は軍属として南方に派遣され、米英軍捕虜の通訳を担当したとか。終戦後は不遇で酒に溺れ、昭和24年に大阪の十三で38歳の若さで没した。 >>609
恐らくひどいアル中だったんでしょうね。
アメリカ生まれのモダンボーイが戦争で芽を摘まれ、追い込まれ、
戦後再びジャズが歌える世の中になったのに返り咲くこともなく、
不遇のまま十三(じゅうそう)のような大阪の場末で死ぬなんて… 戦前派の生き残りも少なくなったな。
時代と言えば時代だが、寂しいわな。 いままた、新しい戦前が始まる…
昨今の国際情勢をみてると、そんな気になるね となると、新しい戦後には世界中の人間はあらかた死んでるんじゃないのかね。
戦争テクノロジーが先の大戦より格段に進化してるし… 軍国歌謡を歌える歌手がいないね。
小野巡も筑波高もいないし。 塩まさるもね。
もう戦時歌謡を聞いて共感できる世代も少ない。
歌は世につれ… >>616
3日遅れですけどオメデトウございます。
べーちゃん(二村定一)も生きてれば115歳なんですねw >>618
二村定一ファンになったのは今年になってからなんだけど
同じ誕生日だと知って狂喜乱舞しましたw 二村さんの魅力は、何だろう?
根強い人気があるね。 二村定一を含めて昭和初期、それもヒトケタに活躍した歌手には華(はな)やかさと共に儚(はかな)さを感じるわ。
昭和10年代になるとモダニズムが洗練されてヒトケタ当時の楽曲も歌唱法も古くさくなるし、後半は戦時体制下で最早受け入れられなくなってしまう。
二村が戦争末期に満州へ渡ったのは酒が飲みたいからだけではなく、やはり国内では居場所がなかったからだろう。結局、満州ではソ連軍の侵攻に遭って命からがら日本に逃げのびるハメになったが。 鶴田六郎氏の「長崎の精霊祭り」の裏面の曲は何ですか?インターネットの、どこにも情報が有りません。 >>622
A1238 流れの子守唄(作詞 石本美由紀 作曲 上原げんと 唄 永田とよこ) コロムビアのLP全集付録冊子のデータからなので
現存数とかはわかりません。 二村定一の歌い方は、力みがなくて嫌みなテクニックもなくて、それでいて歯切れが良い。
もうあんな歌い方ができる歌手は出ないね。 >>624
たまにある。
専門店とかネットオークションをチェックするといいよ 鶴田六郎、シブいなあ。晩年、歌の教室で教えてたんだよね。 >>629
作曲家の市川昭介が歌手を目指していた頃の師匠だよね。
港の恋唄ぐらいしか知らないが… >>631
巨根歌手とかチンポミネとかさんざん書かれてたからなw >>630
港の恋唄が代表曲なんだろうね。
ユーチューブで戦前の歌も聴けるよ。 「懐かしの昭和メロディ」
12月24日 テレビ東京 19:58〜21:54(途中中断あり)
VTR出演
美空ひばり、川田正子、鈴村一郎、菊池章子、ペギー葉山
松山恵子、村田英雄、植木等、高倉健、ディック・ミネ
服部富子、渡辺はま子、東海林太郎、霧島昇、加山雄三
錦野旦、山本リンダ、大場久美子、ジェリー藤尾、美空ひばり >>634
最初東海林太郎かと思ったが、彼は根はクラシックだから違うか。
高田浩吉は俳優だが、サイレント映画からトーキーに変わる際、訛りを矯正するために小唄を習っていた。
だから日本調歌謡がどの男性歌手よりも嵌まっていた。
正統な日本調歌謡男性歌手は、高田しか思い浮かばないかも。 井田照夫などどうかね。
井田照夫は「浪花節と兵隊」とか「都々逸と兵隊」というヒットを出している。
高田浩吉はたしかに日本調歌手としては申し分ないが所詮役者との二足草鞋だ。
純粋に日本調の歌謡曲歌手というなら井田照夫ではなかろうか。 井田照夫は高田浩吉ほど人口に膾炙されていない。確かに高田は歌手が本業ではないが…
弟子の鶴田浩二は吉田メロディーの影響もあってモダンな曲が多いが、鶴田の話題はここではスレ違いだった。失礼。 戦前のジャズ歌謡が好きなので、CDを買った。楽しみだな。 バートン・クレーン(現在の厚切りジェイソン的な人)の歌も面白いよ YouTubeにはあるね。CDもあるかもしれない。
バートンは特にうまいわけじゃないけれど、味がある。「夜中の銀ブラ」あたりは笑える。 バートン・クレーンは歌手として活動しながらジャパンアドバイザーの新聞記者も務めていた
厚切りジェイソンもお笑い芸人として活動しながらIT企業に務めてる
やっぱり厚切りジェイソンの元祖みたいな人だな 修正 ジャパンアドバイザーじゃなくてジャパンアドバタイザーだった バートンは程なくしてアメリカに帰っちゃうんだよね。戦後しばらくして再来日したけど、その時は歌手活動は一切しなかったとか。
一連のレコーディング曲は大ヒットとまではいかず、ナツメロアルバムにも収録されることも多くはない。
淡谷のり子とか天野喜久代などとデュエットした曲もあるのに、もったいないような。 テイチクから「杉狂児作品集」っていうCDを出さないのかな 杉さんは、俳優にしては上手いよね。
歌手としての人気はどうだったんだろう? もし出せるとしたら20曲くらい収録してほしいな
1 うちの女房にゃ髭がある(デュエット、美ち奴)
2 細君三日天下(デュエット、美ち奴)
3 のぞかれた花嫁(発禁盤)
4 のぞかれた花嫁(改訂盤)
5 あなた、なんだい(デュエット、市川春代)
6 ラグビー節
7 海のトンチンカン
8 恋の冒険(アバンチュール)
9 恋愛特急列車
10 道行シャンソン(デュエット、美ち奴)
11 ガッチリ貯金(デュエット、美ち奴)
12 この若さでね
13 若いチャイナさん
14 僕の武勇伝
15 全く満州いゝですネ
16 夢と兵隊
17 ニュースと兵隊(デュエット、塩まさる)
18 青春華(デュエット、ディック・ミネ、服部富子)
19 貴方しっかり(デュエット、美ち奴)
20 突撃サラリーマン あなたのあたし
↑これも良いよね。メロディーが素晴らしい。 >>650
これも良い歌なんだけど、これはコロムビアだからな… 杉狂児は老齢になってからもテレ東の懐メロ番組に良く出てたね。
歌い方はエノケンみたいな感じだったかな。 >>651
「花言葉の唄」と同じ作曲家、池田不二男の作品だね。
二曲とも松平晃が共演しているが、それもそのはず、池田不二男と松平晃は共に故郷・佐賀中学出身で先輩後輩の仲だった。
戦後リバイバルヒットした「雨に咲く花」やミスコロムビアの「並木の雨」、隠れた名曲「片瀬波」など、池田の作品はいずれも簡素ながら抒情的で、感傷的な所がありながらほのぼのしてて、甘く都会的な持ち味の楽曲ばかり。
日本が戦時色に染まる前のつかの間のモダンで平和な空気がギュッと詰まっている感じ。
残念ながら池田不二男は支那事変勃発と時を同じくして結核にかかり、闘病生活のために東京を離れ、太平洋戦争中の昭和18年に38歳の若さで病没した。 杉狂児さんって丸眼鏡かけててちょっと古川ロッパに似てるよね
くいだおれ太郎の顔のモデルは杉さんらしいけど 【速報】戦前の厚切りジェイソンことバートン・クレーンの作品集を収録したCDが10年ぶりに再発売! 前に出たやつの再販だろ。バートン・クレーンは二三曲聞いたら飽きるわ。 確かそのバートン・クレーンが人気だった頃にピンちゃんこと藤山一郎さんがデビューしたんだよね >>653
池田不二男の曲は本当に良いね。
長生きしていたら、戦後も活躍したはず。 バートンは歌手時代はジャパンアドバタイザーの記者だった。1936年に退社して帰国。
翌1937年2月のベニーグッドマンのライブを日本向けにラヂオ中継した際にはNYタイムズの記者になったばかりのバートンが日本語で解説したという。
戦後再来日したバートンには馴染み深い東京が戦火で変わり果てた姿はどう写ったろう。 楠木繁夫さんはテイチクで有名歌手になる前は変名が山ほどあったそうだね 松平晃も複数の名前を用いてレコード各社で吹き込んでいる。 藤山一郎でさえも複数の名前を用いて幾つかのレコード会社で吹き込んでいる。 中野忠晴さんの歌はどれも朗らかで明るい歌ばかりでいいよね、とくにコロムビアリズムボーイズとの掛け合い合唱が傑作。
どういうわけか中野さんの歌い声を聞いてるとクレヨンしんちゃんの組長先生が歌ってるように聞こえてくる。 コロムビア(ナカノ)リズムボーイズも軽快な歌いっぷりで耳に心地よいわ。戦後のダークダックスやボニージャックスよりjazzyな感じ。 松山時夫さんも美声だよなあ。
モダンな歌を歌ってるのを聴いてみたかった。 松山時夫は「片瀬波」だっけ…ちょっと松平晃に似てる感じの声だったような。
戦前の歌手は声が皆きれいだよね >>670
2日遅れだが おめでとう。
べーちゃんを沢山聞いたんだろうな >>670
誕生日が同じでも、命日や享年も同じってことにならないように 藤原はハーフだったからね。
若い頃は女性関係も相当派手だったとか。
それくらいだから、いい歌も歌えたのか。 藤原さんはお父さんがスコットランドだったんだけど、戦時中はどうしてたんだろ 下関にいたんじゃないかな。
そもそも下関で貿易商をしてたから。 >>676
戦時中は藤原歌劇団と共に軍や工場への慰問を続けてたんじゃないの?
昭和18年の東宝映画「音樂大進軍」や昭和20年3月公開の松竹大船「撃滅の歌」にも出演している http://78music.web.fc2.com/singer/mine1.jpg
ディック・ミネって若い頃からイケメンだったんだな〜
テレビで見てた頃の白髪頭でサングラスをかけて体のでかい怖そうなお爺さんの方が印象的だったけど これもマイナーすぎるけど、戦前に関西で活躍していたタイヘイのジャズ歌手の長谷川顕 長谷川顕に青山薫。
あまり復刻されてないよね。
長谷川は結構人気あったんでしょう? 長谷川顕の歌を聴いていた。
コミックソング、うまいよね。 ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています