高校生の時、中学生の弟がいた。
ずっと入院していて、脳腫瘍で。
弟が亡くなる前日、こう言った。
『お姉ちゃん、医者になって!僕みたいな病気の人に明日があるよって言ってあげて』…

弟が好きだった言葉にこんなのがあった。

『例え明日、世界が滅びようとも、今日、僕は林檎の木を植える』