しかし子供の頃、「こんなキモイ病気持ちじゃあ、結婚は絶対無理だろうな、」、
そう子供心に考えていて、と諦めていたあの頃があって、
今の自分の「結婚も彼女も子供をつくるのも諦める」に覚悟ができたのは、
当時の「諦め」があって、今の自分があります。
だって自分にあの病気がなく、相手の女は全身皮膚病だとしても、
やっぱり、いい気持ちじゃなかったろうし、相手にひいただろうから。

陰部、とくに玉袋(笑)にステロイドして、子供にステロイド奇形生まれを恐れたり、
そうでなくても、自分の子にカンセン遺伝した子供が生まれたら、子供が気の毒すぎるから、この病気は「男女愛し合って子供/家庭を作る」を阻害するに相応しい、と。

だから自分はかなり早いうちから、「結婚生活や人並みの恋愛」はありえないと
思っていて、生涯一人でも生きよう、じゃあ何に希望して生きようか、と
思っていた小学生でした(笑)。

その後の中学高校の学校生活は、ラブレター等は比較的もらった方だったけれど、
服がぬげないので、当然アレもできないし、
だいたいプラトニックラブでした(笑)。
またそんなカンセンの遺伝子を負わされる子供なんて、つくる程、
自分は鈍感じゃない、と。

しかしネットなど見ていると、持病おかまいなしに結構、彼女→結婚→子供、
の人はおられるみたいだけど、自分にはそれは無理だな、と思いました。
否、思い続けてきました。