X



トップページモデル
710コメント170KB

【一児の母!女優宣言】太田莉菜【パート8】

■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています
0259無名モデル
垢版 |
2014/05/12(月) 02:45:42.38ID:???
かたまり

私を生かしてくれるものは、たとえば、音やにおい、そこから生じる感覚、
それは春先暖かくなってきたころに吹く夜の風、それにのっかって漂ってくるお香のにおいとかで懐かしさにドーンとぶつかったり、
一本裏道に入ったときの都会の喧噪が消えたあのグレーになるような感覚だったりとか、固いベンチで煙草を吸いながらひなたぼっこしてるおじさんとか、
朝からワンカップで乾杯しているホームレスの人たちだったりとか、自転車に子供乗っけて走るお母さんとか、スーパーで品定めしている人々の目、
そこで働くレジうちの女の人の乾いた指先とか、生活を感じさせる無数の音、そこに存在するそれぞれの物語、良いことも悪いこともひっくるめて、
どれもが私に同じような気持ちを思い起こさせてくれる。
0260無名モデル
垢版 |
2014/05/12(月) 02:47:13.88ID:???
そういった愛おしいと感じられるものを、決して生易しくはない「生きる」ということを感じさせてくれるそれらのものを、
私は自分一人の手で生み出すことはできず、
ならばなおさら、それらをどうやって自身の中で共有して消化してその塊をどこに向ければいいのか。手段や表現の仕方は限られていて、
たとえそれが自慰行為と言われても私はひたすらにそれらを感じてどうにかして吐き出して、あるいは伝えて、
はたまたどこかに落としてそれをたまに拾ってくれたりする人なんかがいて、きっと死ぬまで、ずっとそれを続けていくんだろうと思う。
それができなきゃきっと、自ずから電子レンジに閉じ込もって自分で自分を殺していくようなもんだと。
生きるのが、なんとなく、苦しい。
わがままだ。ごめんなさい。
でも、生きることのできる場所が欲しい。その手応えのようなもの、「あぁ生きている、生かされている」。それがないことの苦しみ、不安と冷や汗、
どこにも存在していないような感覚、あの怖い底なしの感覚。掴み掛かろうと思ってもどこにも掴まることのできないあの恐怖。は、欲しくない。
明るいことは、光は、今日もある、朝が訪れれば、ちゃんとそこに光はある。
そこからはじまって、今日もまたいろんな気持ちで一日は塗り固められていって、私たちは自分の筆を元に戻してお酒を飲んだり、布団に潜り込んだり、
誰かのことを思ったりしながら一日を終えていく。ただそれだけ、それだけのこと。
それが幸せ。
たとえ、私にとっての本当があなたにとっての嘘だったとしても、それでも私はやっぱり、自分を生かしてくれるすべての人、物事、その空気にありがとう、と思う。
ありがとう。


これもう、安定した生活の出来る母親が書く文章じゃないよね…
■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています

ニューススポーツなんでも実況