68年の首位攻防戦・ダブルヘッター第2試合。
0.5ゲームで対峙した甲子園での伝統の一戦。
権藤投手(のちのベイスターズ監督でないほうの人)が王選手に死球。
いきり立つ選手たちを一喝して制したのが川上監督。
「権藤がわざとぶつける筈がないだろう!」
こういうここ一番での川上監督の一喝は「男気」を感じずにいられない。
次打者・長嶋茂雄がスタンドに叩き込んでビッグイニングとなった。
第1試合は「ヒゲ辻」がサヨナラホームランを打った筈。濃密な1日だった。