−プロでは2千安打まで残り135本としながら2010年、オリックスから戦力外通告を受けた。

 「契約やからしゃあない。30歳すぎから足の衰えはあったし、肉離れとかけがもした。数の区切りはあるけどトライアウトや球団のテストを受けるつもりはなかった。プロは望まれて野球をするというのが僕の考え。最後のプライドちゃうかな」

−その後は去就を明らかにしないまま今に。

 「実際は年が明けた時には次の人生へ気持ちは切り替えていた。家族との時間を大事にしようと。12年から今年の初めまで子どもの教育のためにオーストラリアにいたのも貴重な時間やった」