前年監督新任で優勝した阿南。その手腕を讃えらえたが87年の采配は微妙だった。
津田を過信。不調の北別府を引っ張り過ぎ。好調の川端の登板過多(中継ぎのみで
規定投球回数到達)。
長冨が2年目のジンクスで5勝。金石の故障で投手力は前年ほどではなかった。
チーム打率の高さほど得点出来ている印象が無かった。
当初から3年で工事にバトンタッチするのが既定路線だった阿南。
チーム育成に着手すれば「長期政権狙いか」と穿った目で見られることを
懸念したのだろうか。