1966年の時点でパ・リーグはジリ貧で巨人の一人勝ち状態だった
巨人にとって1969年当時の西鉄なんてBクラスに落ちていて
潰す価値もない存在だったので巨人の陰謀説はありえないと思う
ちなみに黒い霧以前に西鉄にはアサヒビールへの身売り話があって
実現寸前まで行ったが楠根オーナーがその話を潰した

1リーグ制移行はなるか/週ベ回顧
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20190419-00000012-baseballo-base

事前の情報によればパは全球団が賛成、逆にセは全球団が反対を表明すると言われたが、
ふたを開けると、パでは東京、阪急が反対に、逆にセの広島、大洋が賛成に回ったといわれる(公式発表はない)。
 
大川オーナーは球団経営の苦しさを訴え、10球団での1リーグ制を現在の日本経済の中での等身大のプランとして提案。
一方、東京・永田雅一は「もうからないからと言って、せっかくつくった2リーグ制をやめてどうする。
もう一度みんなが知恵を絞り、努力してこの危機を乗り越えるべきではないか」と猛反対した。

この年、黒字を出したのは巨人、中日、サンケイの3球団のみ。
1リーグ制への動きは、観客動員やテレビ放映権料で巨人の「一人勝ち」状態が顕著になる中、
すでに上向きにはなっていたが、65年の証券不況各社も影響し、
親会社が球団経営の見直しに乗り出したことが背景にある。