プロ野球全選手の実力番付を決める日本野球界番付が新型コロナウイルス感染拡大の影響で来年は休刊となることが7日、分かった。来年も春季キャンプ中の2月13日、大阪市内での番付編成会議を計画し、会場となるホテルを押さえてあった。
野球界番付社の塩村和彦代表(60)は感染拡大が収まらず、大阪府下では7日も228人の感染者が出た感染状況に開催断念を決め、編成委員にはがきで通知した。

 発刊は1993年の成績を元に94年の番付編成をして以来27回でストップした。再来年については復刊するかそのまま廃刊とするか状勢を見て判断する。

 会議は例年80平米のホテル会議室に30人以上が集い、5時間かけて序ノ口から討議した。関東から中国地方まで最高齢は80代、平均年齢60歳以上の編成委員が来阪する事情があった。