ロッテは23日、大嶺翔太内野手(26)からの退団の申し入れを受理したと発表、同日付で任意引退選手として公示された。

 林信平球団本部長によると、個人的に金融機関など複数の債権者からの借金があり、大嶺翔本人から「金を借りて返せない借金トラブルが発生し
迷惑をかけた。ファン、井口監督、球団を裏切る方形になった。自分のプロ野球選手としての自覚のなさ」などと引退の申し出があった。球団では
慰留に努めたが、同本部長は「本人の意思も強く、一から出直したいとの意思を尊重した」と説明した。

 球団では約2年前から借金に関して指導などを行ってきたが、直近にも債権者からの問い合わせなどが来ていた。金額などは明らかにされていないが、
他選手への借金などはなく、また違法性や違法行為も認められないという。

 大嶺翔は八重山商工から2009年のドラフトで3位に指名され入団。兄の祐太も同じロッテに所属。通算成績は196試合、打率・210、
74安打、35打点、7本塁打。今季は1軍で10試合に出場した。
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