日刊スポーツより

2010年9月30日の引退試合。
チームは横浜にサヨナラ負けを喫し、自力優勝が消滅。
試合展開上、出場機会のないまま矢野は最後の公式戦を終えた。
リリーフに失敗した藤川球児投手がボロボロ涙を流す中で、矢野は守護神を抱き寄せてねぎらいの言葉をかけた。
「お前のおかげで、いっぱいええ思いをさせてもらったよ」。

矢野の阪神での捕手としての出場1281試合は球団記録。
捕手としてのサヨナラ打10本も球団記録である。