オリオンズ山崎は当時破格の契約金五千万円で、
まだ安かった春日部にかなり広い土地を買った。
長嶋も契約金で下北沢に土地購入。
一年目だけ川上宅に下宿し、二年目から下北沢の豪邸で生活。
田園調布に越してからは、中曽根総理に貸したりしていた。
張本、王も二十代半ばで都内にビル購入。
榎本は中野の超貧乏農家の生まれ。
実家が手放した田畠を契約金で買い戻し、
そこにアパートを建て、引退後は大家で生活。