【オリックス】デホ後釜に昨年引退・カブレラを調査

 オリックスが新外国人候補として西武、ソフトバンクなどで活躍したアレックス・カブレラ内野手(41)の獲得調査をしていることが26日、
分かった。カブレラは昨年のソフトバンク退団後に引退したが、現在はベネズエラでのウインターリーグで電撃復帰し、健在ぶりを見せている。
カブレラは2001年に西武入りすると、02年には当時の日本記録に並ぶ55本塁打を放ち、タイトルを獲得。その後はオリックス、ソフトバ
ンクを渡り歩き、日本通算12年間で357本塁打をマーク。オリックスでは李大浩の退団で4番打者不在となっており、球団関係者は「日本で
の実績は文句ない。年齢などの問題はあるが、今後もチェックはしていく」と明かした。

 12月で42歳になるが、現在参加中のウインターリーグでは36試合で打率4割1分1厘、13本塁打、38打点と圧倒的な成績を残してい
る。1軍登録日数が8年を超え、日本人扱いとなる点も魅力で、球団側は打撃面では十分な戦力になると判断。新助っ人について、森脇監督が
「できれば右打ちで長打力があり、日本の文化にとけ込める選手がベスト」と条件を挙げていたこともあり、カブレラはピタリと当てはまる。

 今後の補強に関してはカブレラの他、ブルージェイス傘下3Aのショーン・オチンコ内野手(26)と近く契約合意に達する見通し。5年連続B
クラスから巻き返しを図る来季へ、重要なカギを握る新4番打者探しを進める。


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