1992 阪神
新庄と亀山が彗星のように台頭してきて、決して長打力があるとは言えないパチョレックの補強がなぜか当たった。
中村が彼を上手く使いこなせてたのにはビックリ。粘り強さを見せたが、10月初めの神宮ヤクルト戦で燃え尽きてしまう。

1994 ダイエー
戦前の予想ではこちらも最下位最有力候補。しかし、秋山とライマー、吉永がよく打ち、8月まで首位争いを演じる。
4強の熱パは全国的に注目されるようになり、渡辺が最優秀新人に選ばれる。

1995 ロッテ
何といってもバレンタインの存在。序盤はもたついたものの、梅雨の時期からボビーイズムが徐々に浸透してきて波に乗り出す。
オリの独走を許すが、オリにはカード勝ち越しで、敵地で3タテし地元神戸での胴上げを阻止したのは圧巻もの。
しかし、シーズン終了後は広岡と対立した挙句退任に追い込まれる。

2001 広島
通常のルールなら文句なしのAクラス。貯金3つと、巨人のメークドラマ演出以降では一番健闘したシーズンといえよう。
ロペス、ディアスがホームラン王争いし、長打に磨きがかかったシーズン。
山本の采配もピカイチで翌年は前評判が高かったものの・・・

2008 オリックス
監督交代が分岐点だった。大石にバトンタッチしてからは、近鉄流のいてまえ打線を模倣。
カブレラ、ローズが打ちまくって地味に勝率を上げていき、CS進出にこぎつけた。
中でも9/10ロッテ戦(京セラD)の11-10のサヨナラ劇は強烈なインパクトを残した。


打に力を入れた方が確変しやすいのかな、やっぱり。