前者の通達を不服として日本ハム・高田繁GMが申し入れて5月24日に行われた前川審判部長との会談では、
球界全体のユニフォームの着こなしの乱れを例に出して意見交換されたが、
やはり規制する明確なルールはなく、前川は「マナーの問題」として、今後「襟付き」は一切禁止し、
審判からの着替え要求に応じなかった選手は侮辱行為などとして退場させるしかないと示唆した。

新庄自身は球団広報を通じて7日に「ファンのために選手個々がいろいろなことを最初にやる勇気を持ってほしい」
などと声明を発表。また8日の北海道のテレビ番組では、特に未来の球界を担う若手選手のファッション性向上を訴え
「もう野球だけじゃこれからは駄目です。お洒落で見た目も良くてカッコよくて。そうじゃないと若い子は観に来ない。
そういうことを若い選手がどんどんやれば、みんな(球場に)来ますよね?」と話した。

高田GMは新庄の一連の行動全てが全てを肯定はしていないが、
「5年後、10年後には新庄の考えが正しくなっているのかもしれない」と話している。