持っているノムさん本「ノムさんの目くばりのすすめ」(プレジデント社=84年2月)では
大杉のことを反動をつけずバットを振ってホームランにできる数少ない打者、体重移動せずに打てれば
体の軸がぶれることが少ないので正確なバッティングができる、パワーを増すために反動をつけているので
その心配がない大杉は素質に恵まれている。そんな大杉が昭和48年頃からベースから離れて立つようになり
報道陣が多く、ファンの関心の高いセ・リーグのヤクルト時代には結果を優先するばかり決定的にヒット重視の打法になってしまった。
大杉が我が道を行くという姿勢を取り続けていれば、2000本安打も500本塁打も可能であったし、
両リーグ1000本安打、200本塁打も達成していたに違いない・・・と記述されている。
ちなみにこの本には三冠王も可能とは書いていないけど、他の本に書いてあるかもしれんからなんともいえん。