>>895
近視用レンズを入れるだけならその通りだと思う
入れるときは、専用のインジェクター(注射器のようなもの)を使うので、難易度はそれほど高くない

しかし、乱視矯正レンズ (トーリック眼内レンズ) なら、手術経験が豊富な医師のいる病院でやった方が良い
「icl レンズ 回転」でググれば分かるが手術後にトーリックレンズが回転してしまうケースは意外と多く、
その場合には角膜を切開してレンズを回転させるとか、それで再発したら既に入っているレンズを取り出して、
別のサイズの新しいレンズを再度入れることになる
手術件数が少ない病院だと、レンズ摘出手術を一度もやったこと医者が初めて摘出手術をやることになる可能性があるわけで、
何度もやったことがある医師と比べれば初めてだと失敗するリスクは多少高くなるだろうし、
失敗しなかったとしても手術にかかる時間が長ければ長いほど角膜内皮細胞密度(一生再生しない)の低下量が多くなる

ちなみに、レンズ摘出手術のとき、水晶体に少しでも接触してしまうと白内障になる恐れがあるので、レンズ裏面に高分子量の眼粘弾剤を注入てから取り出す
マニュアル通りに手術するとすると、目の中でレンズを裁断したりはしない模様

> ・レンズ摘出手術
> 1 ICL 挿入手術と同様、術前に散瞳させます。
> 2 サイドポートと耳側角膜に創口を作成します。
> 3 サイドポートから眼粘弾剤を前房に注入した後、レンズ裏面に高分子量の眼粘弾剤を注入し、水晶体を保護するとともにレンズを盛り上げます。
> 4 サイドポートおよび耳側角膜創口からマニュピレーターを挿入し、耳側のフットプレート2ヶ所を虹彩上に出します。
> 5 無鈎鑷子を用いてレンズのアライメントマークの位置までつかみます。
>  しっかり把持したら創口まで引っ張り出します。レンズが柔らかいため、折りたたまれて摘出することが可能です。
http://staar.co.jp/products/pdf_download.php?file=ICL_manual_ver3_01.pdf&;filename=icl_manual.pdf より引用