辞職表明の直前に後継打診「やってくれますか」 静岡・川勝知事、立民県連の重鎮に
4/2(火) 20:43配信

静岡県の川勝平太知事が県議会6月定例会後に辞職する考えを表明する直前、立憲民主党の県連顧問を務める渡辺周元防衛副大臣に連絡し「あなたやってくれますか」と事実上の後継指名を打診していたことが2日、分かった。突然の相談に対し、渡辺氏は「こちらは国会が開かれている」と回答を避けたという。関係者が明らかにした。

渡辺氏は衆院当選9回で、過去の静岡県知事選で出馬が取り沙汰されたこともあった。平成29年6月の知事選の際は、川勝氏が出馬しない場合、自身が立候補する意向を明言。当時は川勝氏が3選を目指して出馬に踏み切ったため、渡辺氏が所属した民進党県連(当時)は川勝氏を支援した。