維新が大阪都構想で目論んでいること。それは大阪の≪神≫になることである。
その野望はポルポトやヒトラーのそれに限りなく近い。


もし11月1日の住民投票で「賛成多数の末」大阪都構想が実現し「維新が」
新しい大阪の「形」をつくった≪神≫のような政党になってしまったらどういう
ことが起きるのか?それは今までの維新のやり方を見ればハッキリする。


もともと彼らの目的は「大阪の公務員に民間企業並みの意識をもたせ無駄と借金
を減らす」という大義名分だった。これはこれでいい。「公務員的共存共栄」とい
う悪しき思考回路に成果主義の原理を導入。それは結構なことだ。w


しかしここからがいけない。維新は「公務員的共存共栄」を打破するかわりにもっ
と忌まわしい原理を導入しようとしているからだ。それが「動物的弱肉強食」の原理。
その証拠を開示しよう・・・・。


維新の政策の中には「弱者を保護しようという意識はカケラもない」こと。これは
恐るべきことなのである。維新は徹頭徹尾「弱者の尻を叩き強者になれと叫び続ける」。
まるでアーリアン超人を目指したナチスのように。


本来「公務員的共存共栄」にメスを入れるなら「大企業的弱肉強食」にもメスを入れ
るべきなのだ。しかし維新はそれを頑なにやろうとしない。これは彼らに人間らしい
意識がない証拠である。彼らは自らの欲望を肥大化し≪神≫になろうとしているだけ
なのだ!!


大阪都構想の大嘘とは「特別区の経済的格差を是正する措置を講じる用意がある」と
いうところである。弱肉強食の権化である維新にそんなことを期待するのは人喰い
ライオンに赤ん坊を救ってもらおうとするようなものでしかないだろう。


彼ら維新は何をしたいのか?そこをもう一度よく考えてみるべきである。手遅れに
ならないうちに。彼らは行政組織の「器」を変えたいのだ。それは何のためなのだ?
人間らしい意識のためか?それともただおのれの欲望を満たすための「器」を作りた
いだけなのか・・・・?