現在神戸市民を巻きこんで論議を読んでいる須磨海浜公園再開発問題。
いわゆるスマスイ問題だが、書名が1万名を超えてまだ続イタリ、デモ行進が
行われるなど拡大の一途を辿っている。なぜこの県が問題視されているかを
みんなで掘り下げようぜ!スタートはこの記事だ。
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2018/9/13 07:00神戸新聞NEXT
須磨水族園と周辺を再整備 ホテル、カフェ集客狙う
神戸市が、市立須磨海浜水族園(同市須磨区)の新設民営化に合わせて
周辺の須磨海浜公園を再整備し、一体的に民間事業者に運営させる方針を
固めたことが12日、分かった。整備は民間資本を活用し、計画段階から
運営事業者を公募。公園内の市立国民宿舎「シーパル須磨」は改修などし、
松林を残しながらカフェなど新たな集客施設も設けてもらう。2023年度
の再オープンを目指す。

 昨年60周年を迎えた同水族園は老朽化が進み、市は民間資本による現地
建て替えを決めた。海浜公園の中核施設のリニューアルを機に、民間のノウハウ
を活用し、公園全体を関西屈指のレジャーエリアに生まれ変わらせる狙い。

 海浜公園約14ヘクタールのうち、再整備対象は東側のテニスコートなどを
除く約11ヘクタール。自然景観を守るために建築制限がある「風致地区」のため
大規模に開発できないが、クロマツ約500本の松林周辺にカフェや海産物直売所
を設けられるようにする。

 シーパル須磨は改修か公園内での建て替えを条件とする。公園内には
ジョギングコースや多目的広場があり、夏以外の集客を目指す須磨海岸と
一体となって年間を通じて家族連れなどが楽しめるイベントの企画も求める。

 水族園は現在、19年度までの指定管理期間で、水族館事業を手掛ける
「アクアメント」と、神戸観光局などでつくる共同事業体が運営。駐車場
などの維持管理は市の外郭団体「市公園緑化協会」が受託している。

 市によると、同エリアを一体運営する事業者は早ければ19年夏までに決定。
事業費は数百億円規模になるとみられ、大部分を事業者が負担する。

 市観光企画課は「海浜公園全体のリニューアルで、海水浴場との相乗効果や
須磨全体の集客につながる」と期待している。