「統廃合、避けて」要望書 安曇野赤十字病院に市民有志
https://www.chunichi.co.jp/article/nagano/20200322/CK2020032202000038.html

安曇野市民の有志でつくる「安曇野市の医療を考える会」(仮称)は十九日、
同市豊科の安曇野赤十字病院に、統廃合を避ける立場を明確にするよう求める要望書を提出した。

考える会は昨秋、厚生労働省が示した再編統合に向けた議論が必要とする公立・公的病院に
安曇野赤十字病院が含まれていることを知り、地域医療の維持に危機感を持って結成された。

要望書では同病院を「市民にとって命と健康を守る上からも重要な基幹病院」と位置付け、
市と一体となって地域の中心病院としての方針を明確にし、統廃合を避けるよう求めている。

受け取った中野武院長(65)は「引き続き地域医療を粛々と進めていく方針」と述べた。