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狭山市政談義 2

0266名無しさん@お腹いっぱい。
垢版 |
2019/10/19(土) 01:27:37.51ID:jccZzXpY0
入曽駅周辺整備に比べるとあまり注目されない狭山工業団地拡張だけど、
個人的にはこっちも狭山市の未来に大きく影響する話だと思う。
9月の定例会の録画配信を視聴したら、内藤議員と猪股議員がこの件について質問していたので、
それに対する市の幹部職員の答弁を自分なりにまとめてみた。
0267名無しさん@お腹いっぱい。
垢版 |
2019/10/19(土) 01:28:36.35ID:jccZzXpY0
〇産業地創出までのこれまでの経緯
2013年12月、県の田園都市産業ゾーン基本方針に基づき田園環境と調和した良好な産業地を創出していく方針が協議で決定。
2017年10月、産業系の計画的な開発が見込まれる地区として、県より産業誘導地区に設定される。
2018年2月に土地利用転換に必要な国との協議調整が完了、これを受け産業基盤整備事業の実施に向けた法手続きを進め、
2019年1月に市街化区域に編入されるとともに土地区画整理組合が設立される。
現在は土地区画整理組合を施行者とした土地区画整理事業による産業基盤整備工事が進められている。

〇新たに整備拡張される産業地の具体的な場所
圏央道狭山日高インターの近傍に位置する狭山工業団地の東西に隣接する東側の柏原鳥之上地区と西側の上広瀬西久保地区。

〇産業地の区画数及び規模
柏原鳥之上地区および上広瀬西久保地区とも区画数はそれぞれ1区画。
両地区の事業区域面積は、柏原鳥之上地区が約8.2ヘクタール、上広瀬西久保地区が約11.3ヘクタールの合計約19.5ヘクタール。
新規に企業を誘致するための部分は柏原鳥之上地区が約7.2ヘクタール、上広瀬西久保地区が約6.2ヘクタールの合計約13.4ヘクタール。
0268名無しさん@お腹いっぱい。
垢版 |
2019/10/19(土) 01:29:36.66ID:jccZzXpY0
〇地権者への対応
業務代行者を中心に関係地権者の合意形成を図るとともに、市も業務代行者と協力して説明会を開催するなど事業が円滑に進むよう取り組んで来た。

〇産業地に該当する自治会や近隣住民への対応
市では業務代行者と協力して地元自治会や近隣住民に説明会を開催するとともに、個別にも訪問する事により事業への理解と協力を求めるとともに、
寄せられた要望などに対しては業務代行者が中心となり対応を行って来た

〇自治会や近隣住民から寄せられた要望など
(上広瀬西久保地区)
進出企業の大型車両が住宅地内を通過しないようにして欲しいとの要望があり、
業務代行者から進出企業に対し大型車両の企業敷地内へのアクセスは国道407号や県道堀兼根岸線側からとする事を条件として示した。
また、事業区域内の東側を南北に通る市道F第1140号線について大雨により道路冠水が発生するとの指摘があり、
これについては本事業により道路側溝や調整池が整備される事から雨水排水の状況は改善されると考えている。
(柏原鳥之上地区)
工事の実施にあたり工事車両が通過するルートの提示や交通誘導員の配置に関する要望があり、
要望に沿って業務代行者が対応を行っている。
0269名無しさん@お腹いっぱい。
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2019/10/19(土) 01:31:02.50ID:jccZzXpY0
〇現在の産業基盤整備工事の進捗状況
(柏原鳥之上地区)
埋蔵文化財の発掘調査が完了した箇所から順次工事を進め、現在都市計画道路笹井柏原線の新設工事に着手している。
2020年秋頃までには産業基盤整備にかかる各種工事を完了させる事を目指している。
(上広瀬西久保地区)
道路や下水道、調整池などの新設工事を進めている。
2020年春頃までには産業基盤整備にかかる各種工事を完了させる事を目指している。

〇狭山工業団地拡張地区のPR
市では2018年11月16日に大阪市で開催された埼玉県主催の企業立地セミナーに参加し、
関西の企業63社に対して広報活動を行うとともに、
本事業の進捗状況について市ホームページや広報さやまなどでも積極的にPRして来た。
また、県から産業誘導地区に指定された事により多くの企業から業務代行者に対して問い合わせがあり、
本地区の立地環境の良さをPRして来た。

〇関心のあった企業の総数
業務代行者によると、東西両地区合わせて物流関係企業を中心に11社からの問い合わせがあったとの事。
0270名無しさん@お腹いっぱい。
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2019/10/19(土) 01:32:33.77ID:jccZzXpY0
〇進出企業の業種および操業の予定
(柏原鳥之上地区)
三共ラヂエーターが自動車関連機器製造工場を建設する予定。
(上広瀬西久保地区)
東急不動産が物流施設を建設する予定。
セントラルフーズが食品加工施設を建設する予定。
これらの3社は2021年度からの操業を予定。

〇進出企業の立地に伴う雇用労働者の増加
現在各企業とも建設予定施設の具体的な規模や敷地内の施設配置計画などを検討中である事から、
具体的な雇用者数は想定できていない。
しかし三共ラヂエーター株式会社については、約400人の従業員の移転を予定しており、
さらに事業規模の拡大も検討している事から、新たな雇用も期待できるものと考えている。

〇固定資産税及び法人市民税など期待できる歳入
現在各企業の建設予定施設の規模などが確定していない事から、具体的な税収の試算を行っていないが、
2016年度に県が経済波及効果算出モデルにより税収額を推計した結果、
東西両地区に合わせて製造業の企業が1社、物流加工業の企業が1社、進出した場合には、
土地や建物の固定資産税と都市計画税及び法人市民税を合わせて年間約4億円程度の税収が見込めるものと推計している。
0271名無しさん@お腹いっぱい。
垢版 |
2019/10/19(土) 01:34:53.12ID:jccZzXpY0
〇周辺の交通実態の調査結果
国道299号と国道407号が交差する根岸交差点については、
工業団地拡張地区から距離が離れているため、調査は実施していない。
国道407号と県道堀兼根岸線が交差する狭山日高インター東交差点については、
2016年に調査を実施しており、朝昼の通勤と帰宅の時間帯を中心に混雑しており、
堀兼根岸線では300メートルを超える渋滞が発生している。

〇交通量調査の対象となる交差点の判断基準
物理的な基準はないが、交通管理者である埼玉県警と交通量増加に伴う渋滞対策などを協議する中で、
調査の必要性の有無を判断されることになる。

〇根岸交差点における交通量調査の必要性にかかわる埼玉県警との協議内容
交通量調査が必要な交差点について事前に協議を行ったところ、根岸交差点は工業団地拡張地区から距離的に離れており、
また、進出企業の立地により増加する交通量は分散され、根岸交差点への影響は少ないと考えられる。
さらに県内の同様の協議事例を参考にすると、県警からは調査の必要はないと判断されている。

〇進出企業の敷地内の緑化計画
上広瀬西久保地区及び柏原鳥之上地区のそれぞれの地区計画で、
敷地面積に対する緑化面積の割合である緑化率を20%以上確保する事と規定している。
現在、進出企業はこの規定に沿って、敷地の外周部に計画される幅10メートルの緑地帯を含めて、
緑地率を20%以上確保するための施設建設計画を検討しているところである。
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