【大阪都構想】京大・藤井教授が橋下市長に反対する「分かりやすすぎる理由」 辛坊も暴露

「(大阪)市役所には京土会(京都大学の土木関係学部卒業者の閥)があった。市長になってからノーと言ってきた。市役所の計画調整局に関係する事業でも
、建設局や港湾局に関係する事業でも、何でこんなものを造ったのかと思うものは、ほとんど京土会が造ってきたからだ」
大阪市は「山ほど不要なものを造り、負の遺産として残っている。お金がいっぱいあったときは、埋めたら土地が売れた。こうした流れの中で、市役所内で実力者になってしまった方が何人かいた。

そこで藤井教授の経歴をウィキペディアで調べてみた。

1991年 京都大学工学部土木工学科卒業

1993年 同大学院工学研究科土木工学専攻修士課程修了、同工学部交通土木工学教室・起終点施設学研究室助手

1998年 博士(工学)(京都大学、学位論文『生活行動を考慮した交通需要予測ならびに交通政策評価手法に関する研究』)

『正々堂々と「公共事業の雇用創出効果」を論ぜよ――人のためにこそコンクリートを』(日刊建設工業新聞社、2010年)

『公共事業が日本を救う』(文藝春秋[文春新書]、2010年)

『列島強靱化論――日本復活5カ年計画』(文藝春秋[文春新書]、2011年)

『救国のレジリエンス――「列島強靭化」でGDP900兆円の日本が生まれる』(講談社、2012年)

子供でもすぐ見抜けるような屁理屈を並べて、藤井教授が都構想をボロクソにこき下ろす理由は何なのか、ずっと考えてきた。
しかし、この構図はあまりにも分かりやすすぎる。「大阪のためにこそコンクリートを」と、いろんな物を作って赤字を垂れ流して生きたのは、
平松氏によれば、大阪市役所の「京土会」という派閥である。

大阪市が解体されれば、「京土会」も腕のふるいようがない。『正々堂々と「公共事業の雇用創出効果」を論ぜよ――人のためにこそコンクリートを』と言われて、
「大阪にはコンクリートがもっと必要です」と今でも相槌を打てる人は、藤井教授のようによほど根性の座っている人だ。
http://bylines.news.yahoo.co.jp/kimuramasato/20150513-00045689/

[2015.5.23]辛坊治郎ズーム 今週のズームON!
https://www.youtube.com/watch?v=35fY_Wbe8vo