宝塚市が同性カップル婚認定へ

http://www.nhk.or.jp/lnews/kobe/2025349941.html?t=1464121168000
※NHKローカルニュースは元記事が消えるのが早いので御注意を

「LGBT」と呼ばれる性的マイノリティーの人たちを自治体が支援する動きが広がる中、
兵庫県宝塚市は、同性のカップルについて結婚に相当する関係として認める制度を、
近畿では初めて来月1日から始めることになりました。

「LGBT」とは、レズビアンやゲイ、それにトランスジェンダー=性同一性障害の人たちのことで、
東京・渋谷区や世田谷区が、去年11月から同性のカップルの関係を証明する書類を発行するなど
自治体が支援する動きが広がっています。

宝塚市も、去年、支援に乗り出すことを表明していましたが、具体的な制度をこのほど発表し、
近畿では初めて、来月1日から、同性のカップルを結婚に相当する関係として
認めることを明らかにしました。

市内に同居する20歳以上の同性のカップルに互いをパートナーとする宣誓書を提出してもらい、
市が受領書を発行することにしています。
受領書に法的な効力はありませんが、生命保険の受け取りや携帯電話の家族割引といった
民間サービスが受けやすくなるほか、今後は市営住宅なども利用できるよう検討していくということです。

宝塚市の中川智子・市長は
「少数者の方々に寄り添い多様性を認めるまちづくりを大切にしていきたい。
こうした動きが広がり国にも立法化を進めてほしい」
と話しています。

05月24日 18時56分