【社会】パチンコ台「くぎ曲げ」横行…数十万台回収へ★3

不正改造でギャンブル性が高くなった「違法パチンコ台」が出回っているとして、
メーカーの業界団体「日本遊技機工業組合」(日工組)が来月以降、
全国のパチンコ台約295万台のうち数十万台に上る大規模な自主回収に乗り出すことが分かった。


 パチンコ台の大規模回収は1996年以来、20年ぶりで、警察庁は早期撤去を求めている。

 回収の対象になるのは、「くぎ曲げ」という不正改造が施され、中央入賞口の両脇にある
一般入賞口に玉が入りにくくしてあるパチンコ台。
「小当たり」が少なくなることで、客は中央入賞口の「大当たり」を狙うしかなくなり、
射幸心を過度にそそるため風営法で禁じられている。
小当たりによる出玉が減る分、客も、より多くの玉を用意しなければならない。