覚醒剤事件捏造や暴力団に情報漏洩の警察官の犯罪が相次いだ静岡県警で警察署長会議 2014/07/31

 警察官による不祥事が相次いだことから、31日、(静岡)県警察本部で警察署の署長らを集めた緊急の会議が開かれ、
島根悟本部長は暴力団関係者などと不適切な交際をしないなど、再発防止策を指示しました。

 県内では、7月にかけて、細江警察署の巡査部長が覚醒剤の違法捜査をしたとされるほか、
天竜警察署の巡査部長も警察が管理する個人情報を知り合いの暴力団関係者に漏らして、
それぞれ逮捕・起訴されるなど警察官の不祥事が相次いでいます。

 31日に開かれた会議には、県警察本部の幹部や警察署の署長ら約100人が集まり、
島根悟本部長が「1日も早く県民の信頼を回復するため、県警一丸となって対策を推進する必要がある」と訓示しました。

 その上で、法律にのっとった適正な捜査をすることや、暴力団関係者などと不適切な交際をしないこと、
さらに警察が持っている個人情報の取り扱いへの注意など、再発防止策を指示しました。